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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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ぬばたまの夜渡る雁はおほほしく幾夜を経てか己が名を告る
項目
内容
番号
巻
10
-2139
漢字本文
野干玉之夜渡鴈者欝幾夜乎歴而鹿己名乎告
読み下し文
ぬばたまの夜渡る雁はおほほしく幾夜を経てか己が名を告る
訓み
ぬばたまのよわたるかりはおほほしくいくよをへてかおのがなをのる
現代語訳
まっ暗な夜空を渡り鳴く雁は、心もおぼつかないのか、幾夜にもわたってわが名をいうことよ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
秋雑歌
季節
秋
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明