歌詳細
項目 | 内容 |
---|---|
番号 | 巻10-2162 |
漢字本文 | 神名火之山下動去水丹川津鳴成秋登将云鳥屋 |
読み下し文 | 神奈備の山下とよみ行く水にかはづ鳴くなり秋と言はむとや |
訓み | かむなびのやましたとよみゆくみづにかはづなくなりあきといはむとや |
現代語訳 | 神奈備山の麓に、響き流れる川には、河蝦が鳴くようである。もう秋だといおうとしてか。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 秋雑歌 |
季節 | 秋 |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】神名備 【故地名読み】かむなび 【現在地名】奈良県 【故地説明】飛鳥(神岳)、三輪(三輪山)、龍田(a生駒郡斑鳩町神南の三室山、b同郡三郷町大字立野字西浦の神南備神社のある山)の神名備がある。神座となる山や森をいう普通名詞でどこにでもありうるが、集中の神名備の大部分は飛鳥の神名備をいう。 |