歌詳細

朝露ににほひそめたる秋山にしぐれな降りそあり渡るがね

項目 内容
番号 10-2179
漢字本文 朝露尒染始秋山尒鍾礼莫零在渡金
漢字本文(左注) 右二首、柿本朝臣人麻呂之歌集出。
読み下し文 朝露ににほひそめたる秋山にしぐれな降りそあり渡るがね
読み下し文(左注) 右の二首、柿本朝臣人麻呂の歌集に出づ。
訓み あさつゆににほひそめたるあきやまにしぐれなふりそありわたるがね
現代語訳 朝露によって色どられ始めた秋山に、時雨よ降るな。このままありつづけるように。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 秋雑歌
季節
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明