歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻10-2194 |
漢字本文 | 鴈鳴乃来鳴之共韓衣裁田之山者黄始有 |
読み下し文 | 雁がねの来鳴きしなへに韓衣竜田の山はもみちそめたり |
訓み | かりがねのきなきしなへにからころもたつたのやまはもみちそめたり |
現代語訳 | 雁がやって来て鳴くにつれて、韓衣を裁(た)つ龍田の山は黄葉しはじめたことだ。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 秋雑歌 |
季節 | 秋 |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】韓(唐) 【故地名読み】から(から) 【故地説明】外国の総称。朝鮮および中国をいう。新羅をさす場合もある。カラはもと朝鮮半島南部の一国の称。 【故地名】龍田の山 【故地名読み】たつたのやま 【現在地名】奈良県生駒郡三郷町 【故地説明】三郷町の西方、生駒の山脈の南部、信貴山の南端、大阪府柏原市にまたがる山地。 【地名】竜田の山 【現在地名】奈良県生駒郡三郷町立野の竜田本宮西方の山。ただし今日その名の山はなく、信貴山の南から大阪府柏原市にまたがる山地一帯を総称していう。 |