歌詳細

飛鳥川もみち葉流る葛城の山の木の葉は今し散るらむ

項目 内容
番号 10-2210
漢字本文 明日香河黄葉流葛木山之木葉者今之落疑
読み下し文 飛鳥川もみち葉流る葛城の山の木の葉は今し散るらむ
訓み あすかがはもみちばながるかづらきのやまのこのははいましちるらむ
現代語訳 明日香川に黄葉が流れている。葛城山の木の葉は今しも散っているのだろう。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 秋雑歌
季節
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】飛鳥川
【故地名読み】あすかがわ
【現在地名】大阪府
【故地説明】大阪府南河内郡竹内峠付近(二上山西南麓)に発し、太子町を西北方に流れ、羽曳野市飛鳥を過ぎて、石川と合する川。
【故地名】葛城の山
【故地名読み】かつらぎのやま
【故地説明】大和・河内国鏡の連山、金剛山(1125メートル)を主峰とし、葛城山(960メートル)、二上山(474メートル)を含む。
【地名】飛鳥川:葛城の山
【現在地名】奈良県高市郡明日香村畑の山中に発して、稲淵山の西麓を回り、大字飛鳥の西で雷丘の南西を過ぎて、藤原京を斜めに流れ大和川にはいる:金剛山(一一二五メートル)を主峰とする葛城連山の総称。北に連なる生駒連山と共に奈良県と大阪府の境をなす。