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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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朝露に咲きすさびたる月草の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ
項目
内容
番号
巻
10
-2281
漢字本文
朝露尒咲酢左乾垂鴨頭草之日斜共可消所念
読み下し文
朝露に咲きすさびたる月草の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ
訓み
あさつゆにさきすさびたるつきくさのひくたつなへにけぬべくおもほゆ
現代語訳
朝露に勢いよく咲いた鴨頭草が、日の傾くとともに凋みゆくように、わが身も恋に消えうせるごとく思われるよ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
秋相聞
季節
秋
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明