歌詳細

高円の野辺の秋萩な散りそね君が形見に見つつ思はむ

項目 内容
番号 2-233
漢字本文(題詞) 或本歌曰
漢字本文 高圓之野邊乃秋芽子勿散祢君之形見尒見管思奴播武
読み下し文(題詞) 或る本の歌に曰はく
読み下し文 高円の野辺の秋萩な散りそね君が形見に見つつ思はむ
訓み たかまとののへのあきはぎなちりそねきみがかたみにみつつしのはむ
現代語訳 高円山の野辺の秋萩は散るな。君の形見として見続てはお慕いしよう。
歌人 笠朝臣金村歌集 / かさのあそみかなむらのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 挽歌
季節
補足 笠金村/かさのかなむら/笠金村【笠朝臣金村歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】高円の野
【故地名読み】たかまとのの
【現在地名】奈良県奈良市
【故地説明】高円山西麓一帯の野。
【地名】高円
【現在地名】奈良市の東南、春日山の南に続く地