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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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笹の葉にはだれ降り覆ひ消なばかも忘れむと言へばまして思ほゆ
項目
内容
番号
巻
10
-2337
漢字本文(題詞)
寄雪
漢字本文
小竹葉尒薄太礼零覆消名羽鴨将忘云者益所念
読み下し文(題詞)
雪に寄せたる
読み下し文
笹の葉にはだれ降り覆ひ消なばかも忘れむと言へばまして思ほゆ
訓み
ささのはにはだれふりおほひけなばかもわすれむといへばましておもほゆ
現代語訳
「小竹の葉にまだら雪が降りつもる、その雪のように命も消えたら、あなたを忘れましょうか」とあなたがいうので、前にもまして物思いに苦しむことよ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
冬相聞
季節
冬
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明