歌詳細

新室を踏み鎮む児が手玉鳴らすも玉のごと照りせる君を内にと申せ

項目 内容
番号 11-2352
漢字本文 新室踏静子之手玉鳴裳玉如所照公乎内等白世
読み下し文 新室を踏み鎮む児が手玉鳴らすも玉のごと照りせる君を内にと申せ
訓み にひむろをふみしづむこがただまならすもたまのごとてりせるきみをうちにとまをせ
現代語訳 今しも、新室を舞踏して鎮める少女が手玉を鳴らすよ。さあ、玉のように輝く聟(むこ)君に「内にお入りなさい」と花嫁よ、申し上げよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 旋頭歌
時代区分 第2期
部立 旋頭歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明