歌詳細

山科の木幡の山は馬はあれど徒歩ゆ我が来し汝を思ひかねて

項目 内容
番号 11-2425
漢字本文 山科強田山馬雖在歩吾来汝念不得
読み下し文 山科の木幡の山は馬はあれど徒歩ゆ我が来し汝を思ひかねて
訓み やましなのこはたのやまはうまはあれどかちゆわがこしなをおもひかねて
現代語訳 山科の木幡の山は馬で越えるのが便利だが、近道を徒歩で苦労してやって来た。お前への思慕に堪えかねて。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 寄物陳思
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】木幡の山
【故地名読み】こはたのやま
【現在地名】京都府宇治市
【故地説明】木幡の地一帯、平尾山・御蔵山など一群の丘陵地。北は京都市伏見区石田・日野方面に接する。
【故地名】山科
【故地名読み】やましな
【現在地名】京都府
【故地説明】京都市山科区山科。宇治市木幡以北をも含む地。
【地名】山科:木幡の山
【現在地名】京都市山科区。JR奈良線木幡駅の東、平尾山の一帯の丘陵地をさしたものか。