歌詳細

大船の香取の海にいかり下ろしいかなる人か物思はざらむ

項目 内容
番号 11-2436
漢字本文 大船香取海慍下何有人物不念有
読み下し文 大船の香取の海にいかり下ろしいかなる人か物思はざらむ
訓み おほぶねのかとりのうみにいかりおろしいかなるひとかものおもはざらむ
現代語訳 大船が香取の海に碇をおろすように、どんな人とてゆったりと物を思わずにいられようか。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 寄物陳思
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】香取の海
【故地名読み】かとりのうみ
【現在地名】滋賀県高島郡高島町
【故地説明】高島町としても位置未詳。
【地名】香取の海
【現在地名】滋賀県高島郡内の湖岸の一部であろうが、所在未詳。