歌詳細

近江の海沖つ島山奥まけて我が思ふ妹が言の繁けく

項目 内容
番号 11-2439
漢字本文 淡海奥嶋山奥儲吾念妹事繁
読み下し文 近江の海沖つ島山奥まけて我が思ふ妹が言の繁けく
訓み あふみのうみおきつしまやまおくまけてあがもふいもがことのしげけく
現代語訳 淡海の海の沖の島山のように奥――将来にかけて末長くと思う妻の、うわさがうるさいことよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 寄物陳思
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】近江の海
【故地名読み】おおみのうみ
【現在地名】滋賀県
【故地説明】琵琶湖。
【故地名】沖つ島山
【故地名読み】おきつしまやま
【現在地名】滋賀県近江八幡市
【故地説明】普通名詞か。地名なら滋賀県近江八幡市沖島町の沖ノ島。
【地名】近江の海:沖つ島山
【現在地名】琵琶湖:滋賀県近江八幡市の北、湖岸から約一・五キロメートル沖にある沖島。