歌詳細

春柳葛城山に立つ雲の立ちても居ても妹をしそ思ふ

項目 内容
番号 11-2453
漢字本文 春楊葛山発雲立座妹念
読み下し文 春柳葛城山に立つ雲の立ちても居ても妹をしそ思ふ
訓み はるやなぎかづらきやまにたつくものたちてもゐてもいもをしそおもふ
現代語訳 春の楊を蘰(かずら)にする葛城山に湧き立つ雲のように、立っても坐っても妻をこそ思うよ。
歌人 柿本朝臣人麻呂之歌集 / かきのもとのあそみひとまろのかしふ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 寄物陳思
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂【柿本朝臣人麻呂之歌集】
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】葛城山
【故地名読み】かつらぎやま
【故地説明】大和・河内国鏡の連山、金剛山(1125メートル)を主峰とし、葛城山(960メートル)、二上山(474メートル)を含む。
【地名】葛城山
【現在地名】金剛山(一一二五メートル)を主峰とする葛城連山の総称。