歌詳細

隼人の薩摩の迫門を雲居なす遠くもわれは今日見つるかも

項目 内容
番号 3-248
漢字本文(題詞) 又、長田王作歌一首
漢字本文 隼人乃薩麻乃迫門乎雲居奈須遠毛吾者今日見鶴鴨
読み下し文(題詞) また、長田王の作れる歌一首
読み下し文 隼人の薩摩の迫門を雲居なす遠くもわれは今日見つるかも
訓み はやひとのさつまのせとをくもゐなすとほくもわれはけふみつるかも
現代語訳 隼人の国、薩摩の瀬戸を雲居のように遠く、私は今日見たことだ。
歌人 長田王 / をさだのおほきみ
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 長田王/をさだのおほきみ/長田王
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】薩摩の瀬戸
【故地名読み】さつまのせと
【現在地名】鹿児島県
【故地説明】出水郡東町山門野瀬戸(長島)と阿久根市脇本黒之浜との間にある海峡(長さ3キロ、幅300~700メートル)、黒の瀬戸。
【故地名】隼人の薩摩の瀬戸
【故地名読み】はやひとのさつまのせと
【故地説明】→薩摩の瀬戸
【地名】薩摩の瀬戸
【現在地名】鹿児島県阿久根市黒之浜と天草諸島の南端長島との間の、長さ約四キロメートル・幅三〇〇~七〇〇メートルの海峡