歌詳細

麁玉の寸戸が竹垣編目ゆも妹し見えなば我恋ひめやも

項目 内容
番号 11-2530
漢字本文 璞之寸戸我竹垣編目従毛妹志所見者吾恋目八方
読み下し文 麁玉の寸戸が竹垣編目ゆも妹し見えなば我恋ひめやも
訓み あらたまのきへがたかがきあみめゆもいもしみえなばあれこひめやも
現代語訳 あら玉の伎戸が作る竹垣の編目のようなすき間からだけでも、妻が見えたら、私はこんなに恋に苦しむことがあろうか。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 正述心緒
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】伎戸
【故地名読み】きえ
【現在地名】静岡県
【故地説明】未詳。伎倍に同じか。一説に非地名。→伎倍(遠江国麁玉郡(静岡県浜北市および浜松市の北部に相当するか)内、所在未詳。浜松市貴平町はその遺称か。)
【地名】麁玉:寸戸
【現在地名】遠江国の旧郡名。静岡県浜北市および浜松市の北部一帯に相当する。:所在未詳。