歌詳細

いつの間も神さびけるか香山の鉾榲が元に苔生すまでに

項目 内容
番号 3-259
漢字本文 何時間毛神左備祁留鹿香山之鉾榲之本尒薜生左右二
読み下し文 いつの間も神さびけるか香山の鉾榲が元に苔生すまでに
訓み いつのまもかむさびけるかかぐやまのほこすぎがもとにこけむすまでに
現代語訳 いつのまにこれほど神々しくなってしまったのか。香具山に鉾を立てるようにそびえている杉の根元に苔がむすほどに。
歌人 鴨君足人 / かものきみのたりひと
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 鴨足人/かものたりひと/鴨足人
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】香具山
【故地名読み】かぐやま
【現在地名】奈良県
【故地説明】→天の香具山(奈良県橿原市と桜井市との境にある香具山(148メートル)。神の香具山とも単に香具山ともいう。大和三山の一。)
【地名】香具山
【現在地名】奈良県橿原市の東部にある山