歌詳細

旅にして物恋しきに山下の赤のそほ船沖へ漕ぐ見ゆ

項目 内容
番号 3-270
漢字本文(題詞) 高市連黒人覊旅歌八首
漢字本文 客為而物戀敷尒山下赤乃曽保船奥榜所見
読み下し文(題詞) 高市連黒人の羈旅の歌八首
読み下し文 旅にして物恋しきに山下の赤のそほ船沖へ漕ぐ見ゆ
訓み たびにしてものこほしきにやましたのあけのそほふねおきへこぐみゆ
現代語訳 旅にあって、何となく物恋しいのに、山下の赤丹(あかに)を塗った舟が沖へ漕ぐのが見えることだ。
歌人 高市連黒人 / たけちのむらじくろひと
歌人別名 高市, 黒人, 高市 / たけち
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 高市黒人/たけちのくろひと/高市黒人
詠み込まれた地名 不明 / 不明