S
M
L
万葉百科 奈良県立万葉文化館
戻る
歌詳細
前ページ
次ページ
玉藻刈るゐでのしがらみ薄みかも恋の淀める我が心かも
項目
内容
番号
巻
11
-2721
漢字本文
玉藻苅井堤乃四賀良美薄可毛恋乃余杼女留吾情可聞
読み下し文
玉藻刈るゐでのしがらみ薄みかも恋の淀める我が心かも
訓み
たまもかるゐでのしがらみうすみかもこひのよどめるわがこころかも
現代語訳
美しい藻を刈る柵が水をせきとめるように、恋をせきとめるものが薄いから心がかえって燃えないで恋しさが淀んでしまった私の心か。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
寄物陳思
季節
なし
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明