歌詳細

磯の崎漕ぎたみ行けば近江の海八十の港に鶴さはに鳴く

項目 内容
番号 3-273
漢字本文 礒前榜手廻行者近江海八十之湊尒鵠佐波二鳴
読み下し文 磯の崎漕ぎたみ行けば近江の海八十の港に鶴さはに鳴く
訓み いそのさきこぎたみゆけばあふみのうみやそのみなとにたづさはになく
現代語訳 磯の崎を漕ぎめぐっていくと、近江の海には多くの港々に鶴がたくさん群れ鳴いている。
歌人 高市連黒人 / たけちのむらじくろひと
歌人別名 高市, 黒人, 高市 / たけち
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 高市黒人/たけちのくろひと/高市黒人
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】近江の海
【故地名読み】おおみのうみ
【現在地名】滋賀県
【故地説明】琵琶湖。
【故地名】磯の崎
【故地名読み】いそのさき
【故地説明】普通名詞で磯の突出したところの意か。地名として滋賀県坂田郡米原町磯とする説がある。
【故地名】八十の湊
【故地名読み】やそのみなと
【現在地名】滋賀県彦根市
【故地説明】普通名詞。一説に地名として滋賀県彦根市八坂町。
【地名】近江の海
【現在地名】滋賀の海