歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻11-2752 |
漢字本文 | 吾妹児乎聞都賀野邊能靡合歓木吾者隠不得間無念者 |
読み下し文 | 吾妹子を聞き都賀野辺のしなひ合歓木我は忍び得ず間なくし思へば |
訓み | わぎもこをききつがのへのしなひねぶあはしのびえずまなくしおもへば |
現代語訳 | 吾妹子の声を聞きつぐ――都賀野のほとりにしなう合歓――私はしのぶことができない。絶えず思うと。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 寄物陳思 |
季節 | なし |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】渚沙の入江 【故地名読み】すさのいりえ 【現在地名】愛知県知多郡南知多町 【故地説明】愛知県知多郡南知多町豊浜の須佐湾。一説に和歌山県有田市千田小字高田の須佐神社の地。 【故地名】都賀野 【故地名読み】つがの 【現在地名】大阪府大阪市 【故地説明】大阪市内の天満川南北の地(『仁徳紀』の莵餓野)か。一説に下野国都賀郡。→都賀郡(つがのこほり) 【地名】都我野辺 【現在地名】所在未詳。 |