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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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たくひれの白浜波の寄りもあへず荒ぶる妹に恋ひつつそ居る〔一に云ふ、恋ふるころかも〕
項目
内容
番号
巻
11
-2822
漢字本文
栲領巾乃白浜浪乃不肯縁荒振妹尒恋乍曽居〔一云、恋流己呂可母〕
読み下し文
たくひれの白浜波の寄りもあへず荒ぶる妹に恋ひつつそ居る〔一に云ふ、恋ふるころかも〕
訓み
たくひれのしらはまなみのよりもあへずあらぶるいもにこひつつそをる〔いつにいふ、こふるころかも〕
現代語訳
栲の領巾のような白い浜波の如く寄ることも許さず、靡かない少女に恋いつづけています。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
問答(問答歌)
季節
なし
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明