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万葉百科 奈良県立万葉文化館
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歌詳細
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山川に筌を伏せて守りもあへず年の八年を我がぬすまひし
項目
内容
番号
巻
11
-2832
漢字本文
山河尒筌乎伏而不肯盛年之八歳乎吾竊儛師
漢字本文(左注)
右一首、寄魚喩思。
読み下し文
山川に筌を伏せて守りもあへず年の八年を我がぬすまひし
読み下し文(左注)
右の一首は、魚に寄せて思を喩ふ。
訓み
やまがはにうへをふせてもりもあへずとしのやとせをわがぬすまひし
現代語訳
山川に筌をしかけ伏せて番をしていても守りきれない。そのように親が守りきれない娘に八年間こっそり通ったことだ。
歌人
作者未詳
/
歌体
短歌
時代区分
不明
部立
譬喩(譬喩歌)
季節
なし
補足
不明//
詠み込まれた地名
不明 / 不明