歌詳細

焼津辺にわが行きしかば駿河なる阿倍の市道に逢ひし児らはも

項目 内容
番号 3-284
漢字本文(題詞) 春日蔵首老歌一首
漢字本文 焼津邊吾去鹿齒駿河奈流阿倍乃市道尒相之兒等羽裳
読み下し文(題詞) 春日蔵首老の歌一首
読み下し文 焼津辺にわが行きしかば駿河なる阿倍の市道に逢ひし児らはも
訓み やきつへにわがゆきしかばするがなるあべのいちぢにあひしこらはも
現代語訳 焼津のあたりに行った時、駿河の阿倍の市の路上で出会った娘よ、ああ。
歌人 春日蔵首老 / かすがのくらのおびとおゆ
歌人別名 春日, 弁基, 弁基, 春日, 春日蔵 / かすが, べんき
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 春日老/かすがのおゆ/春日老
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】阿倍の市道
【故地名読み】あべのいちじ
【現在地名】静岡県静岡市
【故地説明】静岡市の古名。駿河国の国府所在地。
【故地名】駿河
【故地名読み】するが
【現在地名】静岡県
【故地説明】国名。静岡県の中央部。伊豆半島を除く、大井川以東の地。
【故地名】焼津
【故地名読み】やきつ
【現在地名】静岡県焼津市
【故地説明】静岡県焼津市。
【地名】焼津辺:駿河:阿倍の市道
【現在地名】静岡県焼津の辺り:静岡県の中央部:阿部の市へ行く道