歌詳細

倉橋の山を高みか夜隠りに出で来る月の光乏しき

項目 内容
番号 3-290
漢字本文 椋橋乃山乎高可夜隠尒出来月乃光乏寸
読み下し文 倉橋の山を高みか夜隠りに出で来る月の光乏しき
訓み くらはしのやまをたかみかよごもりにいでくるつきのひかりともしき
現代語訳 倉橋山が高いからか、夜の闇の中に出て来る月が遅く、光の少ないことよ。
歌人 間人宿禰大浦 / はしひとのすくねおほうら
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 間人大浦/はしひとのおほうら/間人大浦
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】倉橋の山
【故地名読み】くらはしのやま
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】倉橋東南方の音羽山(851メートル)。他に多武峰(619メートル)説、多武峰北方の山説がある。
【故地名】吉隠
【故地名読み】よなばり
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】奈良県桜井市吉隠の地。同市初瀬と宇陀市との中間の山地。三重県名張市夏見あたりまでの広井地域とする説、吉野説などもある。
【地名】倉橋の山
【現在地名】奈良県桜井市倉橋の南、多武峰北方の山か