歌詳細

海石榴市の八十の衢に立ち平し結びし紐を解かまく惜しも

項目 内容
番号 12-2951
漢字本文 海石榴市之八十衢尒立平之結紐乎解巻惜毛
読み下し文 海石榴市の八十の衢に立ち平し結びし紐を解かまく惜しも
訓み つばいちのやそのちまたにたちならしむすびしひもをとかまくをしも
現代語訳 海石榴市の八十の衢にいつも出かけて。――あの人と結んだ紐をそうそうは解かないわ。もったいなくて。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 正述心緒
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】海石榴市
【故地名読み】つばいち
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】奈良県桜井市金屋付近。椿市(つばいち)観音の小祠がある。三輪山の西南麓、初瀬谷の北の入口、古代には、山辺道・初瀬道・山田道・磐余道など四通八達、人が相会して交易し、歌垣が行われた。
【地名】海石榴市
【現在地名】奈良県桜井市金屋の付近。