歌詳細

奥山の菅の葉しのぎ降る雪の消なば惜しけむ雨な降りそね

項目 内容
番号 3-299
漢字本文(題詞) 大納言大伴卿歌歌一首〔未詳〕
漢字本文 奥山之菅葉凌零雪乃消者将惜雨莫零行年
読み下し文(題詞) 大納言大伴卿の歌一首〔いまだ詳らかならず〕
読み下し文 奥山の菅の葉しのぎ降る雪の消なば惜しけむ雨な降りそね
訓み おくやまのすがのはしのぎふるゆきのけなばをしけむあめなふりそね
現代語訳 奥山の菅の葉を押し伏せて降る雪が消えてしまったら惜しいだろう。雨よ降るな。
歌人 大伴卿 (1) / おほとものまへつきみ(1)
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 大伴安麻呂/おほとものやすまろ/大伴旅人
詠み込まれた地名 不明 / 不明