歌詳細

紫は灰さすものそ海石榴市の八十の衢に逢へる児や誰

項目 内容
番号 12-3101
漢字本文(部立) 問答歌
漢字本文 紫者灰指物曽海石榴市之八十街尒相児哉誰
読み下し文(部立) 問答の歌
読み下し文 紫は灰さすものそ海石榴市の八十の衢に逢へる児や誰
訓み むらさきははひさすものそつばいちのやそのちまたにあへるこやたれ
現代語訳 紫の染料は灰汁を入れるものよ。灰にする椿の、海石榴市の八十の辻に逢ったあなたは何という名か。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 問答(問答歌)
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】海石榴市
【故地名読み】つばいち
【現在地名】奈良県桜井市
【故地説明】奈良県桜井市金屋付近。椿市(つばいち)観音の小祠がある。三輪山の西南麓、初瀬谷の北の入口、古代には、山辺道・初瀬道・山田道・磐余道など四通八達、人が相会して交易し、歌垣が行われた。
【地名】海石榴市
【現在地名】奈良県桜井市金屋の付近。