歌詳細

独りのみ見れば恋しみ神奈備の山のもみち葉手折りけり君

項目 内容
番号 13-3224
漢字本文(題詞) 反歌
漢字本文 独耳見者恋染神名火乃山黄葉手折来君
漢字本文(左注) 右二首
読み下し文(題詞) 反歌
読み下し文 独りのみ見れば恋しみ神奈備の山のもみち葉手折りけり君
読み下し文(左注) 右は二首
訓み ひとりのみみればこひしみかむなびのやまのもみちばたをりけりきみ
現代語訳 一人だけで見るとあなたのことが恋しくて、神名火の山の黄葉を手折ったことだ、あなたよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】神名備の山
【故地名読み】かむなびのやま
【現在地名】奈良県
【故地説明】飛鳥(神岳)、三輪(三輪山)、龍田(a生駒郡斑鳩町神南の三室山、b同郡三郷町大字立野字西浦の神南備神社のある山)の神名備がある。神座となる山や森をいう普通名詞でどこにでもありうるが、集中の神名備の大部分は飛鳥の神名備をいう。