歌詳細

天地を嘆き乞ひ祷み幸くあらばまたかへり見む志賀の唐崎

項目 内容
番号 13-3241
漢字本文(題詞) 反歌
漢字本文 天地乎歎乞祷幸有者又反見思我能韓埼
漢字本文(左注) 右二首。但、此短歌者、或書云穂積朝臣老配於佐渡之時作歌者也。
読み下し文(題詞) 反歌
読み下し文 天地を嘆き乞ひ祷み幸くあらばまたかへり見む志賀の唐崎
読み下し文(左注) 右は二首。ただ、この短歌は、或る書に云はく「穂積朝臣老の佐渡に配さえし時に作れる歌」といへり。
訓み あめつちをなげきこひのみさきくあらばまたかへりみむしがのからさき
現代語訳 天地の神を嘆きつつ祈り願い、命無事ならばまた帰り見よう。志賀の韓崎よ。
歌人 穂積朝臣老 / ほづみのあそみおゆ
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 雑歌
季節 なし
補足 穂積老/ほづみのおゆ/
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】唐崎
【故地名読み】からさき
【現在地名】滋賀県大津市
【故地説明】滋賀県大津市唐崎の唐崎神社の周辺。琵琶湖西岸、近江旧都の東北方。
【故地名】佐渡
【故地名読み】さど
【現在地名】新潟県
【故地説明】国名。新潟県の佐渡島。
【故地名】志賀の唐崎
【故地名読み】しがのからさき
【現在地名】滋賀県大津市
【故地説明】→唐崎(滋賀県大津市唐崎の唐崎神社の周辺。琵琶湖西岸、近江旧都の東北方。)
【地名】志賀の唐崎
【現在地名】滋賀県大津市下坂本唐崎