歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻13-3247 |
漢字本文 | 沼名河之底奈流玉求而得之玉可毛拾而得之玉可毛安多良思吉君之老落惜毛 |
漢字本文(左注) | 右一首 |
読み下し文 | 沼名川の底なる玉求めて得し玉かも拾ひて得し玉かもあたらしき君が老ゆらく惜しも |
読み下し文(左注) | 右は一首 |
訓み | ぬなかはのそこなるたまもとめてえしたまかもひりひてえしたまかもあたらしききみがおゆらくをしも |
現代語訳 | 沼名川の底にある玉、探し求めて手に入れた玉よ、拾ってもっている玉よ。その如く大切なあなたの老いてゆくのが惜しいよ。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 長歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】沼名川 【故地名読み】ぬなかわ 【故地説明】富山・新潟県境の犬ヶ岳の東麓に発する小滝川か。姫川(長野県北安曇郡の山岳部に発し、北流して新潟県糸魚川市に入る)の支流。渓谷から翡翠の原石(天然記念物)が産出する。 【地名】沼名川 【現在地名】所在未詳。 |