歌詳細

浅茅原つばらつばらにもの思へば故りにし郷し思ほゆるかも

項目 内容
番号 3-333
漢字本文 浅茅原曲曲二物念者故郷之所念可聞
読み下し文 浅茅原つばらつばらにもの思へば故りにし郷し思ほゆるかも
訓み あさぢはらつばらつばらにものもへばふりにしさとしおもほゆるかも
現代語訳 浅い茅がやの原、つくづくと物思いにふけると、明日香の故郷が思われることだ。
歌人 大伴宿禰旅人 / おほとものすくねたびと
歌人別名 師, 大納言, 大伴卿, 老, 大伴淡等, 大伴卿, 僕, 主人, 帥, 帥老, 大納言, 大納言卿, 大宰帥, 中納言, 後人, 卿 / そち, だいなごん
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 大伴旅人/おほとものたびと/大伴旅人【帥大伴卿】
詠み込まれた地名 不明 / 不明