歌詳細

夏麻引く海上潟の沖つ渚に船は留めむさ夜更けにけり

項目 内容
番号 14-3348
漢字本文(部立) 東歌
漢字本文 奈都素妣久宇奈加美我多能於伎都渚尒布祢波等杼米牟佐欲布氣尒家里
漢字本文(左注) 右一首、上総國歌
読み下し文(部立) 東歌
読み下し文 夏麻引く海上潟の沖つ渚に船は留めむさ夜更けにけり
読み下し文(左注) 右の一首は、上総国の歌
訓み なつそびくうなかみがたのおきつすにふねはとどめむさよふけにけり
現代語訳(部立) 東歌
現代語訳(標目) 東歌
現代語訳(題詞) 東歌
現代語訳(序文など) 東歌
現代語訳 夏麻を根引きするウネ、海上潟の沖の洲に船はとどめよう。もう夜もふけたことだ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 なし
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】海上潟(1)
【故地名読み】うなかみがた
【現在地名】千葉県
【故地説明】(1)海上は上総国(千葉県)の郡名。『古事記』の上菟上国(かみつうなかみのくに)、現在の市原市の地。養老川河口あたりの海辺。
【故地名】上総の国
【故地名読み】かみつふさのくに
【現在地名】千葉県
【故地説明】国名。千葉県の中部。カヅサともいう。
【地名】海上潟
【現在地名】上総国海上郡と下総国海上郡と、同じ千葉県に属しているが、東西に離れて二つの海上郡があったことが知られる。前者は東京湾に面し、」現在では市原市に属している。後者は、銚子市とそれに隣る現海上郡に当たる。