歌詳細

筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣しあやに着欲しも

項目 内容
番号 14-3350
漢字本文 筑波祢乃尒比具波麻欲能伎奴波安礼杼伎美我美家思志安夜尒伎保思母
漢字本文(左注) 或本歌曰、「多良知禰能」
又云、「安麻多伎保思母」
読み下し文 筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣しあやに着欲しも
読み下し文(左注) 或る本の歌に云はく、「たらちねの」
又云はく、「あまた着欲しも」
訓み つくはねのにひぐはまよのきぬはあれどきみがみけししあやにきほしも
現代語訳 筑波山に新しく萌(も)え出た桑の葉でかった蚕(かいこ)の、その糸で織った衣もよいけれども、あなたのお着物をこそ着とうございます。
現代語訳(左注) 或ル本ノ歌ニ云ワク、足乳ねの。又云ワク、心から着たいと存じます。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 なし
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】筑波嶺
【故地名読み】つくばね
【現在地名】茨城県
【故地説明】筑波山に同じ。
【地名】筑波嶺
【現在地名】筑波山