歌詳細

麁玉の寸戸の林に汝を立てて行きかつましじ寝を先立たね

項目 内容
番号 14-3353
漢字本文(部立) 相聞
漢字本文 阿良多麻能伎倍乃波也之尒奈乎多弖天由吉可都麻思自移乎佐伎太多尼
読み下し文(部立) 相聞
読み下し文 麁玉の寸戸の林に汝を立てて行きかつましじ寝を先立たね
訓み あらたまのきへのはやしになをたててゆきかつましじいをさきだたね
現代語訳(部立) 相聞
現代語訳(標目) 相聞
現代語訳(題詞) 相聞
現代語訳(序文など) 相聞
現代語訳 あらたまの伎倍の林にお前を立たせたままでは、私は行くことができない。まず共寝をしようよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】麁玉
【故地名読み】あらたま
【現在地名】静岡県浜北市
【故地説明】静岡県浜北市あたり天竜川沿いの一帯。遠江国の郡名。『和名抄』に「麁玉阿良多末今称有玉」とある。
【故地名】伎倍
【故地名読み】きえ
【現在地名】静岡県
【故地説明】遠江国麁玉郡(静岡県浜北市および浜松市の北部に相当するか)内、所在未詳。浜松市貴平町はその遺称か。
【地名】麁玉:寸戸の林
【現在地名】遠江国の旧郡名。静岡県浜北市および浜松市の北部一帯に相当する。:所在未詳。