歌詳細
項目 | 内容 |
---|---|
番号 | 巻14-3363 |
漢字本文 | 和我世古乎夜麻登敝夜利弖麻都之太須安思我良夜麻乃須疑乃木能末可 |
読み下し文 | 我が背子を大和へ遣りてまつしだす足柄山の杉の木の間か |
訓み | わがせこをやまとへやりてまつしだすあしがらやまのすぎのこのまか |
現代語訳 | わが夫を大和へ送り出してまつしだす、足柄山の杉の木の間よ。 |
歌人 | 作者未詳 / |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 不明 |
部立 | 相聞歌 |
季節 | なし |
補足 | 不明// |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】足柄山 【故地名読み】あしがらやま 【故地説明】足柄上・下両郡と静岡県との境をなす箱根山群の総称。 【故地名】大和 【故地名読み】やまと 【故地説明】(倭・日本)大和朝廷の勢力のおよんだ範囲をあらわす語で、奈良県天理市大和(大和神社がある)あたりの地方名から起こり、大和中央平原部、奈良県全体、近畿一帯から日本全国の総名へと発展したという。集中の歌は大和中央平原部・大和国(奈良県全体)・日本国の総名など種々に用いている。 【地名】大和:足柄山 【現在地名】国名としての奈良県全体。:神奈川県南足柄市から静岡県駿東郡小山町竹之下に越える足柄峠。 |