歌詳細

足柄のままの小菅の菅枕あぜかまかさむ児ろせ手枕

項目 内容
番号 14-3369
漢字本文 阿之我利乃麻万能古須氣乃須我麻久良安是加麻可左武許呂勢多麻久良
読み下し文 足柄のままの小菅の菅枕あぜかまかさむ児ろせ手枕
訓み あしがりのままのこすげのすがまくらあぜかまかさむころせたまくら
現代語訳 足柄山の崖に生えた小菅で作った菅枕を、どうして枕にするのか。かわいい子よ、しなさい、私の手枕を。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】足柄
【故地名読み】あしがり
【現在地名】神奈川県
【故地説明】足柄(あしがら)に同じ。神奈川県足柄上・下両郡の地。アシガリともいった。
【故地名】足柄の崖
【故地名読み】あしがりのまま
【現在地名】神奈川県南足柄市
【故地説明】ママは崖地のこと。南足柄市に壗下という地名がある。
【地名】足柄
【現在地名】神奈川県南足柄市から静岡県駿東郡小山町竹之下に越える足柄峠。