歌詳細

夏麻引く宇奈比をさして飛ぶ鳥の至らむとそよ我が下延へし

項目 内容
番号 14-3381
漢字本文 奈都蘇妣久宇奈比乎左之弖等夫登利乃伊多良武等曽与阿我之多波倍思
漢字本文(左注) 右九首、武蔵國歌
読み下し文 夏麻引く宇奈比をさして飛ぶ鳥の至らむとそよ我が下延へし
読み下し文(左注) 右の九首は、武蔵国の歌
訓み なつそびくうなひをさしてとぶとりのいたらむとそよあがしたはへし
現代語訳 夏の麻を根引きする畝、宇奈比目指して飛ぶ鳥のように、必ず出かけてゆこうと私は心に決めたことだ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】宇奈比
【故地名読み】うない
【故地説明】武蔵国(東京都及び埼玉県・神奈川県の一部)内、所在未詳。東京都世田谷区宇奈根と多摩川を隔てて対岸の川崎市高津区宇奈根あたりか。
【故地名】武蔵の国
【故地名読み】むさしのくに
【故地説明】国名。東京都・埼玉県及び神奈川県の一部。
【地名】宇奈比
【現在地名】武蔵国の中の地名であろうが、所在未詳。