歌詳細

さ衣の小筑波嶺ろの山の岬忘ら来ばこそ汝をかけなはめ

項目 内容
番号 14-3394
漢字本文 左其呂毛能乎豆久波祢呂能夜麻乃佐吉和須良許婆古曽那乎可家奈波売
読み下し文 さ衣の小筑波嶺ろの山の岬忘ら来ばこそ汝をかけなはめ
訓み さごろものをづくはねろのやまのさきわすらこばこそなをかけなはめ
現代語訳 さ衣の小筑波山の山の端、お前を忘れて来るのなら、そこで名をよぶこともないだろう。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】小筑嶺ろ
【故地名読み】おつくねろ
【現在地名】茨城県
【故地説明】→筑波山(筑波・真壁・新治三郡にまたがる筑波山(876メートル)。山頂は男体(西)女体(東)二峰に分かれる。)
【地名】小筑波嶺
【現在地名】茨城県のつくば市・新治郡八郷町・真壁郡真壁町にまたがる山。山頂は男体・女体の二つに分れ、それぞれ高さ八七〇㍍、八七六㍍で、関東平野を一望に収める名山。