歌詳細

小筑波の繁き木の間よ立つ鳥の目ゆか汝を見むさ寝ざらなくに

項目 内容
番号 14-3396
漢字本文 乎都久波乃之氣吉許能麻欲多都登利能目由可汝乎見牟左祢射良奈久尒
読み下し文 小筑波の繁き木の間よ立つ鳥の目ゆか汝を見むさ寝ざらなくに
訓み をづくはのしげきこのまよたつとりのめゆかなをみむさねざらなくに
現代語訳 小筑波山の一面に繁った木の間から飛び立つ鳥のように、人目多い中でよそながらお前を見るのか。共寝もできずに。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】小筑波
【故地名読み】おつくば
【現在地名】茨城県
【故地説明】→筑波山(筑波・真壁・新治三郡にまたがる筑波山(876メートル)。山頂は男体(西)女体(東)二峰に分かれる。)
【地名】小筑波
【現在地名】茨城県のつくば市・新治郡八郷町・真壁郡真壁町にまたがる山。山頂は男体・女体の二つに分れ、それぞれ高さ八七〇㍍、八七六㍍で、関東平野を一望に収める名山。