歌詳細

上野伊香保の嶺ろに降ろ雪の行き過ぎかてぬ妹が家のあたり

項目 内容
番号 14-3423
漢字本文 可美都氣努伊可抱乃祢呂尒布路与伎能遊吉須宜可提奴伊毛賀伊敝乃安多里
漢字本文(左注) 右廿二首、上野國歌
読み下し文 上野伊香保の嶺ろに降ろ雪の行き過ぎかてぬ妹が家のあたり
読み下し文(左注) 右の二十二首は、上野国の歌
訓み かみつけのいかほのねろにふろよきのゆきすぎかてぬいもがいへのあたり
現代語訳 上野の伊香保山に降る雪のように、通り過ぎがたい。妻の家のあたりよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】伊香保の嶺ろ
【故地名読み】いかほのねろ
【現在地名】群馬県
【故地説明】「伊香保嶺」に同じ。→群馬県榛名町の榛名山(1448メートル)か。
【故地名】上野
【故地名読み】かみつけの
【現在地名】群馬県
【故地説明】国名。群馬県の地。
【故地名】上野の国
【故地名読み】かみつけののくに
【現在地名】群馬県
【故地説明】国名。群馬県の地。
【地名】上野:伊香保の嶺
【現在地名】群馬県。上ツ毛野ノ国の意で、下野(上ツ毛野ノ国)に対する。:「伊香保嶺」は群馬県の榛名山(一四四八㍍)をさす。