歌詳細

安太多良の嶺に伏す猪鹿のありつつも我は至らむ寝処な去りそね

項目 内容
番号 14-3428
漢字本文 安太多良乃祢尒布須思之能安里都〻毛安礼波伊多良牟祢度奈佐利曽祢
漢字本文(左注) 右三首、陸奥國歌
読み下し文 安太多良の嶺に伏す猪鹿のありつつも我は至らむ寝処な去りそね
読み下し文(左注) 右の三首は、陸奥国の歌
訓み あだたらのねにふすししのありつつもあれはいたらむねどなさりそね
現代語訳 安太多良の山にやどる獣のように、私はいつまでもきまってお前を訪れよう。寝所をかえるな。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】安達の嶺
【故地名読み】あだのね
【現在地名】福島県安達郡大玉村
【故地説明】福島県二本松市西方、安達郡大玉村の安達太良山(1700メートル)。
【故地名】陸奥の国
【故地名読み】みちのくのくに
【故地説明】陸奥に同じ。
【地名】安太多良の嶺
【現在地名】福島県二本松市の西方にある安達太良山。