歌詳細

なかなかに人とあらずは酒壷に成りにてしかも酒に染みなむ

項目 内容
番号 3-343
漢字本文 中〻尒人跡不有者酒壷二成而師鴨酒二染甞
読み下し文 なかなかに人とあらずは酒壷に成りにてしかも酒に染みなむ
訓み なかなかにひととあらずはさかつぼになりにてしかもさけにしみなむ
現代語訳 中途半端に人間であるよりは、酒壺になりたかったものを。そうなって酒に染みていよう。
歌人 大伴宿禰旅人 / おほとものすくねたびと
歌人別名 師, 大納言, 大伴卿, 老, 大伴淡等, 大伴卿, 僕, 主人, 帥, 帥老, 大納言, 大納言卿, 大宰帥, 中納言, 後人, 卿 / そち, だいなごん
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 大伴旅人/おほとものたびと/大伴旅人【大宰帥大伴卿】
詠み込まれた地名 不明 / 不明