歌詳細

価無き宝と言ふとも一坏の濁れる酒にあに益さめやも

項目 内容
番号 3-345
漢字本文 價無寶跡言十萬一坏乃濁酒尒豈益目八方
読み下し文 価無き宝と言ふとも一坏の濁れる酒にあに益さめやも
訓み あたひなきたからといふともひとつきのにごれるさけにあにまさめやも
現代語訳 値段のつけられぬ程の宝と言っても、たった一杯の濁酒にどうしてまさっていよう。
歌人 大伴宿禰旅人 / おほとものすくねたびと
歌人別名 師, 大納言, 大伴卿, 老, 大伴淡等, 大伴卿, 僕, 主人, 帥, 帥老, 大納言, 大納言卿, 大宰帥, 中納言, 後人, 卿 / そち, だいなごん
歌体 短歌
時代区分 第3期
部立 雑歌
季節 なし
補足 大伴旅人/おほとものたびと/大伴旅人【大宰帥大伴卿】
詠み込まれた地名 不明 / 不明