歌詳細

栲衾白山風の寝なへども児ろがおそきのあろこそ良しも

項目 内容
番号 14-3509
漢字本文 多久夫須麻之良夜麻可是能宿奈敝杼母古呂賀於曽伎能安路許曽要志母
読み下し文 栲衾白山風の寝なへども児ろがおそきのあろこそ良しも
訓み たくぶすましらやまかぜのねなへどもころがおそきのあろこそえしも
現代語訳 栲衾まがいに白々と山風が寒い。共寝どころか寝ることもできないが、せめてあの子の上衣を持っているのがよいよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 不明
部立 相聞歌
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 不明 / 不明
関連地名 【故地名】白山
【故地名読み】しらやま
【故地説明】未詳。地名なら石川県石川郡と岐阜県大野郡との境にある加賀白山(最高峰、御前峰2702メートル)か。
【地名】白山
【現在地名】所在未詳。