歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻3-355 |
漢字本文(題詞) | 生石村主真人歌一首 |
漢字本文 | 大汝小彦名乃将座志都乃石室者幾代将經 |
読み下し文(題詞) | 生石村主真人の歌一首 |
読み下し文 | 大汝少彦名のいましけむ志都の石室は幾代経にけむ |
訓み | おほなむちすくなひこなのいましけむしつのいはやはいくよへにけむ |
現代語訳 | 大汝や少彦名がいらしたという、この志都の岩屋は、どれほどの年月を経ているのだろう。 |
歌人 | 生石村主真人 / おふしのすぐりまひと |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | 雑歌 |
季節 | なし |
補足 | 生石真人/おひしのまひと/生石真人 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】明石の門 【故地名読み】あかしのと 【現在地名】兵庫県 【故地説明】明石海峡。兵庫明石市付近の明石海岸と淡路島の北端との間。幅約4キロ。 【故地名】志都の石屋 【故地名読み】しつのいわや 【現在地名】島根県 【故地説明】所在未詳。(1)島根県邑智郡瑞穂町岩屋の志都の岩屋。(2)同大田市静間町の海岸にある静が窟。(3)兵庫県高砂市阿弥陀町生石の石の宝殿。 【地名】志都の岩室 【現在地名】島根県大田市の真南約44キロメートル、広島県との県境に近い邑智郡瑞穂町岩屋にある弥山の麓の大岩窟か |