歌詳細

沖辺より潮満ち来らし可良の浦にあさりする鶴鳴きて騒きぬ

項目 内容
番号 15-3642
漢字本文 於枳敝欲理之保美知久良之可良能宇良尒安佐里須流多豆奈伎弖佐和伎奴
読み下し文 沖辺より潮満ち来らし可良の浦にあさりする鶴鳴きて騒きぬ
訓み おきへよりしほみちくらしからのうらにあさりするたづなきてさわきぬ
現代語訳 沖の方から潮が満ちて来るらしい。可良の浦に餌を求める鶴が、しきりに鳴き立てるよ。
歌人 作者未詳 /
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 不明//
詠み込まれた地名 周防 / 山口
関連地名 【故地名】可良の浦
【故地名読み】からのうら
【現在地名】山口県
【故地説明】所在未詳。韓の浦か。(1)福岡市の唐泊。→韓亭(2)山口県熊毛郡上関町大字室津付近の海浜。(3)下松市笠戸湾内の海浜。(4)徳山市の徳山湾の海浜。
【地名】可良の浦
【現在地名】山口県熊毛郡平生町の尾国・小郡の一帯の海岸。