歌詳細

見れど飽かぬ吉野の川の常滑の絶ゆることなくまたかへり見む

項目 内容
番号 1-37
漢字本文(題詞) 反歌
漢字本文 雖見飽奴吉野乃河之常滑乃絶事無久復還見牟
読み下し文(題詞) 反歌
読み下し文 見れど飽かぬ吉野の川の常滑の絶ゆることなくまたかへり見む
訓み みれどあかぬよしののかはのとこなめのたゆることなくまたかへりみむ
現代語訳 見ても飽きない吉野、その川の滑らかさが永遠であるように、いつまでも絶えることなく、くり返し見よう。
歌人 柿本朝臣人麻呂 / かきのもとのあそみひとまろ
歌人別名 人麻呂
歌体 短歌
時代区分 第2期
部立 雑歌
季節 なし
補足 柿本人麻呂/かきのもとのひとまろ/柿本人麻呂
詠み込まれた地名 大和 / 奈良
関連地名 【故地名】吉野の川
【故地名読み】よしののかわ
【現在地名】奈良県吉野郡
【故地説明】大台ヶ原山中より発して西北流し、吉野町国栖で高見川をあわせ、届曲西流して、宮滝・上市・下市、五条市を経て、和歌山県に入って紀ノ川となる。
【地名】吉野の河
【現在地名】大台ヶ原山に発して西北流し、吉野の渓谷をぬって奈良県吉野郡吉野町宮滝・上市、大淀町を経、五條市で丹生川を合わせ、和歌山県に入って紀ノ川となる