歌詳細

あしひきの山路越えむとする君を心に持ちて安けくもなし

項目 内容
番号 15-3723
漢字本文(題詞) 中臣朝臣宅守与狭野弟上娘子贈答歌
漢字本文 安之比奇能夜麻治古延牟等須流君乎許〻呂尒毛知弖夜須家久母奈之
読み下し文(題詞) 中臣朝臣宅守と狭野弟上娘子との贈答の歌
読み下し文 あしひきの山路越えむとする君を心に持ちて安けくもなし
訓み あしひきのやまぢこえむとするきみをこころにもちてやすけくもなし
現代語訳 あしひきの山道を越えて行こうとするあなたを気にかけていて、心穏やかでありません。
歌人 狭野茅上娘子 / さののちがみのをとめ
歌人別名 娘子
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 狭野弟上娘子/さののおとがみのをとめ/娘子
詠み込まれた地名 不明 / 不明