歌詳細
項目 | 内容 |
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番号 | 巻15-3730 |
漢字本文 | 加思故美等能良受安里思乎美故之治能多武氣尒多知弖伊毛我名能里都 |
漢字本文(左注) | 右四首、中臣朝臣宅守上道作歌 |
読み下し文 | 恐みと告らずありしをみ越路の手向に立ちて妹が名告りつ |
読み下し文(左注) | 右の四首は、中臣朝臣宅守の上道にして作れる歌 |
訓み | かしこみとのらずありしをみこしぢのたむけにたちていもがなのりつ |
現代語訳 | 神を恐れて名をなのらずに幾つかの峠を越えて来たが、ついに越路への峠に立って、あなたの名を口にしてしまった。 |
歌人 | 中臣朝臣宅守 / なかとみのあそみやかもり |
歌体 | 短歌 |
時代区分 | 第4期 |
部立 | なし |
季節 | なし |
補足 | 中臣宅守/なかとみのやかもり/中臣宅守 |
詠み込まれた地名 | 不明 / 不明 |
関連地名 | 【故地名】み越道 【故地名読み】みこしじ 【故地説明】越へ行く道、北陸道。→越道 【地名】み越路 【現在地名】越は、越前・越中・越後の総称。 |