歌詳細

逢はむ日の形身にせよとたわやめの思ひ乱れて逢へる衣そ

項目 内容
番号 15-3753
漢字本文 安波牟日能可多美尒世与等多和也女能於毛比美太礼弖奴敝流許呂母曽
漢字本文(左注) 右九首、娘子
読み下し文 逢はむ日の形身にせよとたわやめの思ひ乱れて逢へる衣そ
読み下し文(左注) 右の九首は/娘子
訓み あはむひのかたみにせよとたわやめのおもひみだれてぬへるころもそ
現代語訳 逢える日までの形見にしてほしいと、手弱女の私が、乱れる心で縫った衣ですよ。
歌人 狭野茅上娘子 / さののちがみのをとめ
歌人別名 娘子
歌体 短歌
時代区分 第4期
部立 なし
季節 なし
補足 狭野弟上娘子/さののおとがみのをとめ/娘子
詠み込まれた地名 不明 / 不明